木こりと斧

1/1
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
木こりが、木を切っていると、森林伐採反対の団体が来て揉めはじめ 湖に斧を落としてしまった すると眩い光と共に女神が現れ 「あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも普通の斧かしら?」 と尋ねてきた。 男は 「テレホン使っていいですか?」 と尋ねたが、そゆー設定は無いらしい 女神は、もう一度 「あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも普通の斧かしら?」 と尋ねてきた。 男は 「貴方には普通の斧に見えるかもしれないけどさ、これお宝鑑定団に出したら、けっこう値打ちもんだからね」 と面倒さい事を言い出したので女神は平謝りしたあと 「あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも、お宝鑑定団に出したらけっこう値打ちの斧?」 と尋ねてきた。 男は 「普通、今さっき落としたの、どれかわかるよね?えっ?近眼とか?ハズキルーペ貸す?」 女神は男からハズキルーペを借りると 「さっき見えなかったんだけど、あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも、お宝鑑定団に出したらけっこう値打ちの斧?」 と尋ねてきた 男は 「値打ちのある斧」と答えると 「貴方は正直ものです、変わりに金と銀の斧をあげましょう」 と言ったが 「いや、いらねーし、俺の斧返せよ」 と言われたので、女神は木こりの斧を返した。 去っていく女神に木こりは 「あんた面倒くさい人だね」 と言われた女神は二度と現れる事は無かった。 でめたし、でめたし
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!