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「なあ、このRAINって歌詞さ
夕方の雨って歌詞入ってんじゃん?」
「…何で夕方?普通夜だろ?」
雨の日になると俺はいつも彼女を思い出した。
ざざぶりの雨の中、水しぶきを弾けさせながら走る彼女の姿が楽しそうで、
まるで小さな子供みたいで
本当に綺麗だったからだ。
「…秘密。」
そう。これは俺の秘密の恋だった。
「はーなんだよそれ!さてはこれ!お前の実体験とか?」
「さあなー。」
「なんだよその笑みー!」
「ちょっとコンビニいってくるわ。」
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