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「死んだと思った?」
私はジャックに尋ねる。
「たりめーだ。覚悟決めてたのに」
ジャックは腰を抜かしていた。
「せっかく……チャンスをやったのに」
ジャックはそのようなウザいことを言う。
「アンタも空砲で呪いを解いたのか?」
「いや、俺は仇の写真を撃ったんだ。ペラペラの脳天にな」
「『仇の頭を撃つ』って……」
私はあんぐりと口を開けた。
謎解きにしてはお粗末すぎる。
「何が『呪いの銃』だ!……ガバガバじゃねぇか!!」
私は怒鳴る。
「ガバガバなのはお前の復讐心もだな!ガハハ」
ジャックが笑う。
はぁ? ぶっ殺すぞ。
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