残弾1

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「死んだと思った?」 私はジャックに尋ねる。 「たりめーだ。覚悟決めてたのに」 ジャックは腰を抜かしていた。 「せっかく……チャンスをやったのに」 ジャックはそのようなウザいことを言う。 「アンタも空砲で呪いを解いたのか?」 「いや、俺は仇の写真を撃ったんだ。ペラペラの脳天にな」 「『仇の頭を撃つ』って……」 私はあんぐりと口を開けた。 謎解きにしてはお粗末すぎる。 「何が『呪いの銃』だ!……ガバガバじゃねぇか!!」 私は怒鳴る。 「ガバガバなのはお前の復讐心もだな!ガハハ」 ジャックが笑う。 はぁ? ぶっ殺すぞ。
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