4日目*秘密の終わり。

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「凌ー、凌、起きて。朝だよ」 「……」 翌朝、朝食の準備が終わって、昨日と同様、起きてくる気配のない凌の部屋をノックする。 今日も、音沙汰なし。 でも、絶対に部屋には入らない。 また、寝ぼけて抱きつかれたらたまらない。 遅くまで仕事をしていたから、本当はゆっくりと寝かせてあげたいけれど、それでも授業は進んでいく。 行ける日は、学校に行かないと。
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