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「あら、琴香ちゃん来てたのね。凌、ちゃんと琴香ちゃんにお願いしたの?」
凌のママが現れて、笑顔で出迎えてくれたけど、私はそれに反応することが出来ない。
「うん。彼女になって、一緒に暮らそうって頼んだ」
あ、それ、本当に現実だったんだ。
理解出来なすぎて、変な夢でも見たのかと思った。
「ちょっと、そんな変なプロポーズみたいなこと言ったの?」
言われたんですよ。
凌のママが、呆れ顔でため息をつく。
この様子だと、何かを知っているみたい。
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