1日目*同棲生活(仮)は前途多難。

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元々は凌ひとりのために用意された部屋だったはずだから、ワンルームのような、何も仕切りがないところだったらどうしようかと思った。 自分用に与えられた部屋に入り、荷物を入れていたダンボールを開ける。 中には学校の制服や部屋着、下着などの衣類。 あとは少しの勉強道具に、スキンケア用品など。 本当に、最低限の物しか持ってきていない。 布団や枕はあとで届くことになっているから、ダンボールの中身を適当にすみっこに置いたら、荷解きは完了。 スマホで時刻を確認すると、もうそろそろお昼になるところだった。
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