鷹木智は寄り道で学ぶ

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そこまでハッキリと断られた友成は何か諦めたようだった。俺の肩をバンバンと叩いて 「勉強に前向きになってくれただけでも前進かな?まぁ、頑張れよ!」 と言って友成と友成は自転車に跨り、反対方向へ消えていった。 まぁ、実は…的な話なんだが俺は昔、勉強が出来た。 だから、正直、ファミレスでトイレから出た後にすぐ店に出ようとしたのは学生の1人がどうやら俺を知っていたらしい。 『おいおい、あの鷹木智がいるぜ?なんでこんな所にいるんだ?』 ヒソヒソと声がしたのであんまり昔を知られたくなかった俺は慌てて店を後にしたってのが真相だ。 という訳で、ガリ勉だった俺はある日を境にその勉強が嫌になって今に至るのだが、その話も少しずつ話していければいいと思っている。
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