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スマホ依存症たちの夜。
「スマホの前の携帯電話を知っていますか?」
と女性が訊きました。
「ガラケーですね」
私は答えます。
周囲にも、ガラケーを使っている人はいます。
「折り畳み式のガラケーだったとき、何個壊したかわかない」
と言います。
「さすがに、スマホになってからは壊せないけど、ガラケーは安かったから、よく真っ二つにぼきっと折ってました。彼氏から連絡がこないとむしゃくしゃして」
夜、スマホでエブリスタの作品を更新したり、読んだり、調べものをしたりと上手に付き合えているうちは良い”道具”なのかなと思いますが、
何かを待つというのは非常につらいものです。
そのことは私も理解します。
・連絡を待つ
・結果を待つ
・吉報を待つ
・努力が実を結ぶのを待つ
果報は寝て待てと言いますが、寝られれば苦労はないものです。
私に連絡が来るのも真夜中が多いです。
知人、友人、仕事関係者の女性たちからの【暇です】連絡が丑三つ時に来たりします。
私が東京に紛れ込んでいる時期には、
その時間から、会ったりすることもありました。
特に、知人、友人、仕事関係者の女性は都会に住んでいますので、私がネットカフェに滞在していたときには、よく会いました。
不思議なのですが、
夜の出来事というのはどこか幻想的に感じられるものです。
半分正気、半分幻覚というような感覚がするのです。
都会が苦手な私でしたが、夜が苦手な女性と都会の街で過ごしてみるのもなかなか楽しいものでした。
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