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「ひゃんっ、んんー!」
片方の乳房は吸われ、もう片方は指でくにくにといじられて、私の腰が自然と揺れる。慶一さんは心ゆくまで私の乳房を堪能すると、最後にちゅぽっと音を立てて吸い、顔を離した。そしていつのまにか持ってきていたタオルを、上機嫌でソファーに敷く。
「ほら紗江、お尻上げて」
「は……、」
「ソファーに背中預けて」
「ん……」
なんか気が付けば、下も脱がされて、ソファーに足を掛けた状態でもたれていて。あれ? これっていわゆる、M字開脚……?
自分のはしたない格好に気が付いたのと同時に、膝頭もじゅって吸われた。どうした慶一さん? 全身に跡を残すつもりなのか?
太腿を丹念に吸われて、唇でやわやわと揉まれて、私の体はもう大変なことになっている。膣は触れられていないのにその口を開け、蜜を垂らして、タオルが敷いていなければ絶対にソファーに染みが出来ていた。それを見越して準備って、どれだけ夫はやる気なんだろう。
そんな彼の手によりすっかり出来上がっている私の体は、息を殺して終着点に来るのを待っていた。そして、
「紗江、もうぐちょぐちょ」
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