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プロローグ
サクラが舞い散る校庭で、下校する人達がいる中、僕は、音楽室でピアノを弾いていた。
コンクール前の僕は、ピリピリしていたが、親友の智樹には、何故か何も言えなくなり、笑顔になってしまう。
「まだ練習してるのか?」智樹がせかすので、僕は、帰る支度を始めた。
智樹とは、幼稚園からの腐れ縁で、家も近いので、なんでも分かり合える仲なのだ。
僕の名前は、純一。男子校に通う高校2年生。趣味は、音楽鑑賞。そして、友達とバンドを組んでいる。親友の智樹もバンドのメンバーだ。一応、中学からの同級生の彼女がいる。
男子校で進学校なので、真面目な奴と、ちょっとヤンチャな奴が居たりするので、学校も飽きないが、僕は、少しヤンチャな方なのかな。
まぁ、ひとりっ子の僕のことはこのくらいにして、ある日、突然、2つ違いの妹が出来たんだよ!
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