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これからの家族団らん
しばらくしたらパパが部屋から出てきた。
いつものように、夕食のじゅんびをはじめます。冷蔵庫から煮物を出しながら、パパはいいます。
「きょうの夕食は、ママががんばって作ってくれたおかずがあるんだよ」
パパは、テキパキと、ご飯とおみそしるをつくりはじめた。
心ちゃんは、パパにいわれたとおり、お皿をもってきたり味見をしたり、手伝った。
「ママが、最近時々料理をしてくれるようになったね」
「パパは、楽しそうに料理をしているね、心のお弁当もパパが作ってくれるし」
「パパは、料理をするのが好きだからね」
「心も、好きだろう、これからもパパを手伝ったてくれるね」
「うん」
心ちゃんとパパは笑ってうなずきあいました。
アマビエ様は、心ちゃんのあたまの中にはなしかけた。
「心ちゃんは大丈夫だよね、まだしばらく皆大変かもしれないけど・・」
「アマビエ様、昔の人も現代人もみんな、頑張っていることをみせてくれてありがとう」
アマビエ様は、がんばれ~と手をふりながら、家の壁ににすいこまれるように消えていった。
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