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「なんて事でしょう?!」
マリーは愕然としました、旦那である子爵様はあろう事か、ダンスすら教えていなかったのです、他の貴族との出会いの場、社交界、そこで恥をかけば、一家の名誉に関わると言うのに…。
「仕方ないわね」
可愛いだけで貴族の女性として何の教養も持たない娘を舞踏会に出席させる訳には行きません「シンデレラには次の舞踏会までにステップを練習させないと」と思いながらも今回の舞踏会には参加させない事にしました。
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