え？

狂っていく日常

なんでこの人たち悪びれもなく来てるんだろう?

「皆さんちょっと遅いんじゃないですか。とりあえず今日の分は皆さんの分をやっておきましたけど、」

「あー悪いんだけどデリバリーで昼飯に何か頼んどいて」

『はいわかり、って…え？何で藤堂さんが居るんですか？』

「結城！そんなこと言っちゃいけないんだぞ！？」

『いや、ここは一般生徒立ち入り禁止で…「俺様が良いって言ったんっだ、文句言うな」いくら会長でもそれは……』

「あなた以外はみんな別にいいって言ってるんですから、意地を張るのはやめなさい。」

「結ちゃんまーじめ〜」

「「いじっぱりー」」

「べ、に、いい……おも…」

秩序が……

「だいたいお前、やることないなら俺様達の明日の分もやっとけよ。」

『はい？』

「会長命令だ。」

「まったく、泉の良さがわからないなんて、結局のところあなたも庶民だったと言う事ですね。」

「アハハ—庶民って、、事実だけど」

「「庶民庶民」」

「……」

そう言った彼らに、昔俺のことを認めると言ってくれた面影は、もう残っていなかった。