狂っていく日常

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ガチャッ 今日も彼らは生徒会室にやってくる。 騒ぐだけなら出て行ってほしいとすごく思う。 でもそれを言ったら他のみんなににらまれてしまって俺はそれ以上強気で言うことができなかった。 まぁ、今日は話すこともあるしいいか。 『会長、少しいいですか。』 「あぁ?なんだよ?今日の仕事終わらせたのか?」 『はい、今日の分はもう終わっています。新入生歓迎会の事なのですが、「新入生歓迎会って、なんだ!?」……』 「名前のとうり、お前を歓迎する会だよ。楽しみか?泉」 「へぇ〜そうなのか!!俺、鬼ごっこやりたいぞ!」 「鬼ごっこ、と言いますと………?」 「え〜と〜、たしか〜庶民の遊びじゃあなかった〜?」 「そうだぞ!!だ、だめか!?」 「「ダメなわけないよ〜〜」」 「ん!おに…ご…こ、す…!」 「おい、新歓は鬼ごっこだ。書類作っとけ。」 『何を言ってるんですか?毎年新入生歓迎会はパーティーを……」 「新入生である泉の希望なんですから、問題ないでしょう。」 「それに〜〜庶民の君だったら〜やりやすいでしょ〜?」 「「頑張ってね〜」」 「たの…し、き…たい…る」 『…わかりました』 「フン、さっさとやれ」 『はい』
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