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「出すよ、翼」
「んぁ、あ。あぁ、あ! はぁ、ああぁあ!」
和哉の熱い精が、翼の体内にほとばしった。
大量の精液が、長く長く翼の身体に染み入ってゆく。
「あ、はぁ、あぁ。うぅ、んっ、く。ふぅ、う……」
和哉を全身で味わいながら、翼は甘い余韻を感じていた。
和哉の手が、体を、髪を撫でてくれる。
そんな仕草に酔いながら、弾む呼吸を整えた。
和哉は、穏やかな眼差しで翼を見守っていた。
「今夜は、ゆっくり眠れそう?」
「はい。このまま眠ってもいいですか……?」
「いいよ。おやすみ」
「おやすみなさい、和哉さん……」
満足げな表情に、ついこちらも微笑んでしまう。
和哉は翼の身体をていねいに拭き清め、パジャマを着せてあげた。
「素の子を抱くなんて、久しぶりだな」
いつもは風俗のお世話になっている、和哉だ。
スキンを着けないセックスも、久しぶりだった。
和哉もまた満足して、翼の隣で眠りに就いた。
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