やまない雨はないから【差分】

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 翼の精で蕾の周辺や浅い部分を、和哉はていねいに撫でた。  優しく押して、その入り口を丹念に解した。 「あっ、あっ。和哉、さん……っ」  穏やかな愛撫に、翼は溶けるような声を漏らしている。 (じゃあ、そろそろ本気出しますか)  和哉はベッドサイドのローションを手に取ると、指にたっぷりと絡めて後膣にあてがった。  充分に緩んだ入り口は、逆らうことなく和哉の指を飲み込んでゆく。 「あ、あぁ、あ」  うっとりとした声を出した翼だったが、和哉の指が腹側の敏感な部分を擦った途端に悲鳴を上げた。 「あ! あぁあ!」 「ここが、イイんだね」 「あ、和哉さん! そこ、ダメッ。んっく、んぅあぁ!」  もがく翼に気をよくして、和哉は何度もそこをいじめた。  そうしながら指を増やし、翼の快楽をどんどん引き出していった。  再び吐き出した翼の精をウェットティッシュで拭い取り、焦らすように指での愛撫を続けた。
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