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日常
春樹が通う学校は県内屈指の進学校である。
春樹の母親は中々の教育ママで、中学時代はトップの学校に行かせようとする母と友達がみんな進学する学校に行きたい春樹で何度もぶつかった。
しかし今の学校で友達もでき今の生活に満足している。
春樹の学校は家から歩いて15分ほどの距離だ。
その途中に大きな病院がある。春樹は高校に入ってから何故か毎日その病院にある一つの病室が気になって仕方ない。
なぜ気になるのか、そこに何があるのか春樹は知らない。
それでも何故か紅葉の木の上にある1つの病室を毎日見ている。
(やばい遅刻する)
春樹は携帯で時間を確認し早足で学校に向かった。
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