日常

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 春樹は夕方には夢のことは忘れいつも通りの様子に戻っていった。  放課後、春樹はいつも通り部活にいっていた。春樹は料理部に所属している。活動は週月金だけで料理を作るのも食べるのも好きな春樹にとっては最高の部活だった。  「相変わらず料理の腕は凄いわね」 同じ学年で中学から一緒の谷岡真理が話しかけてきた。彼女は中学3年間同じクラスで、何度か学級委員を一緒にやったりと交流があった。 春樹から見ても容姿は良く、真面目で明るい女子だった。中学時代から男子人気は凄かったが高校でも相変わらずのようだ。春樹も中学3年の途中までは好意を抱いていた。 「そうか、ありがとう」 (そういえばなぜ自分は谷岡に興味がなくなったのか、嫌いになったわけじゃないのなに) 春樹はふと考えていた。 「焦げるわよそれ」 真理に言われてはっとなり春樹は料理に戻った。 やはりクレープは最高である。スイーツとしてもいいしソーセージやツナ缶をいれておかずとして食べても最高である。 そんなことを考えながら春樹は一人下校していた。病院に通りかかったとき病室を見るとガーデンがしまっていた。 (いつも開いてたのに)春樹は何かあったのかと思いながら家に帰った。
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