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最初に死んだとき。
いや、最初にこちらに生き戻ったとき、と書くべきか。
強い雨の中、まったく事情がわからず、とにかく混乱した。
駅前の雑踏で、土砂降りの雨に打たれて。
だれもわたしに気など留めなかったし、
そこを彷徨うわたしは、彼らにとっては、いてもいなくとも、
そんなものは、彼らにとってはまったくどうでもいい、空気のような存在にすぎず――
わたしは行く場所もなく、帰る家もなく――
金もなく―― 持ち物もなく――
あるのは、身に着けているこの、いつもの制服――
それ以外にはわたしには、もう何も残っていなくて――
つらかったよ。あれはつらかった。
ある意味あれは、死そのものよりも残酷だ。
わたしはここに、生きているはずなのに、生きているはずなのに――
だがそこには何一つ、わたしが生きている証が存在しない――
誰もわたしを見ない。わたしはどこにも、行く当てがなく――
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