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あれから二日たった。ニュースでは昨日、あんなにも晴れだと騒いでいたのに。。予想が外れて土砂降りの雨だった。 そして今日…やっと彼女が待ち望んだ晴れ間になったのだ。 「ほら。見てよ。今日はこんなにも晴れているよ?」 「……」 「椿…?」 外は久しぶりに晴れていると言うのに、彼女の心はどうやら、晴れていないらしい。 朝から暗い顔でずっと机を眺めているのだ。 「久しぶりに散歩でも行こうよ。買い物でも良いし。そんな暗い顔していたら、ますます暗い気持ちになっちゃうよ?」 「…。」 「もしかして…何か怒ってる?」 「どうして…。どうして…私を置いて一人で出かけたのよ…」 少し震えた声で問われた質問の内容に、ようやく不機嫌な理由が分かった 「それは…大事な買い物があったんだ…。その今日は二人で、出かけよう。外は晴れているし。君と仲直りがしたいんだ」 謝り方が悪かったのだろう。見たことがないような顔で知らんぷりをする彼女に心の底から悪いことをしてしまったなと思う 「……。」 「本当にごめんね…」 「…っ…」 「…椿?」 鼻水を啜るような音と共に…そっと彼女は口を開いた。 「大地の…バカ…」 「……泣いているの椿?」
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