![203406d2-0f07-4949-8982-ef9f6c550c7f](https://img.estar.jp/public/user_upload/203406d2-0f07-4949-8982-ef9f6c550c7f.jpg?width=800&format=jpg)
古代では、【夢】は現実の一部とされていました。
死んだ人間は眠っている人間だとみなして、そのままにしていました。
そしていつか目を覚ますものだとされていました。
そこに文明が入り込んで、夢は夢、現実とはまったくの別ものであり、
死人と生きた人間は別ものだと分別されました。
私が訪れた小さな集落村では、さまざまな境界がなく他者と自我の境目もなく穏やかに暮らしていました。
この村では言葉が通用しないので、私と村の住人たちはジェスチャーで心を通わせました。
私は、人間関係に言葉はないほうがいいのかも知れないと初めて感じました。
![a626587b-36d8-490c-8832-85d9b0a25d8d](https://img.estar.jp/public/user_upload/a626587b-36d8-490c-8832-85d9b0a25d8d.jpg?width=800&format=jpg)
(オッドアイと呼ばれる左右違う色の瞳)
そこで一番親しくしてくれたのは、虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)の瞳を持つ少女でした。
その少女の飼っている白猫も同じ目も色をしています。
おそらく、アルビノなのだと思いますが、抜けるような肌の白さですが、髪の色は白髪ではありません。
光の当たり方によってさまざまな色に見える豊かな色彩の髪の毛です。
こんな美貌の少女が都会にいたら大変でしょう。
私が今まで出会ったなかでもとても美しい少女です。
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