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更紗さんのばーすでぃちょっと前 織姫様への大人にょたころしもんくとーなめんと♪
六月某日。学生たちは更紗さんのバースデイパーティの打ち合わせを秘密裏に勧めていた。だが中々いい案が出ない。今回は自分らが考えると伊織先生と大人にょたに宣言したため、あとに引けない。バースデイパーティは大体伊織先生主体で考えるが、予算を出すのも伊織先生。ならばアイデアだけでも協力したいと言い出したのだ。
「去年は紫陽花の部屋。その前は特注の浴衣。半端なスケールだと伊織先生も納得しないよね?」
香多くんが言うように半端ならば納得しない。
「ん〜。近いイベントなら七夕だけど、それだけじゃありきたりだよね?」
良くんが言うようにそれならば、更紗さんの予想の範疇だろう。
「束砂さん、更紗さんが何かポロリとこぼした言葉とかない?」
薫蘭風ちゃんの言葉に束砂さんは頭を傾げる。
「学生にょたより大人にょたに寄りがちなところとか?」
「それだけじゃなぁ」
瑠璃くんも頭を傾げるが、げたんわくんはぽんと手を打った。
「それだ!」
ちなみに大と徹は裏方なので決められた仕事をこなすだけなので話し合いには参加していません。
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