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今日は高級鉄板焼き屋でディナー
落ち着いた店内、醸し出す贅沢な空気
グルメと言われた僕にふさわしい店だ
白いコック姿の男性は私達の前に肉を出し
「焼き具合は、いかがなさいますか？」
と尋ねる
吉村くんは
「上手に焼いて」
と笑う
全くつまらないダジャレだ
佐々木くんは
「ミディアムで」
とニッと笑う
こんな良い肉なのだ、レアにすべきだ、もったいない
私は、どや顔で
「生で」
と答えた
運ばれるお肉に吉村くんと佐々木くんは、舌鼓を打つなか
私はビールをガブ飲みした
金足りんかった……
おわり
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