2人が本棚に入れています
本棚に追加
夏休み前に配られた通知表を見合い、友達は笑っていた。
「村上、なんだよ、少し劣るばっかだな」
「そういう小池も体育しか、大変良い、ないくせに、おい佐藤、お前は?」
「うん…。てか普通とか、ぶっちゃけ普通だけだな」
「へー」
「どうゆう意味なんだろ?」
「普通て事だろ……」
「そうか……」
空気を変えるように小池は笑うと
「なんだよ村上。落ち着きがありません、もう少し勉強頑張りましょうて」
「そういう小池も、運動は楽しそうですが、もう少し勉強にも力をいれましょうて書かれてるくせに。
……ちなみに佐藤は?」
「うん……。普通、つーか普通、マジ普通、何?普通しかねーし、て書いてるな」
「そ、そうなんだ」
「どうゆう意味なんだろ?」
「普通て事だろ」
「そうか……」
シーンとなるなか、小池は笑い
「何かして遊ぼうぜ」
「いいな、何する?」
村上も笑い
「三人でバスケとか」
「三人トランプでも面白そーだぜ、佐藤は何いい」
「うん……リフティング写生水泳とか」
「佐藤……無理すんな……」
おわり
最初のコメントを投稿しよう!