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ハッピーウェディング☆
「あーもう! 肌ボロボロ~」
私は鏡に映る自分の顔を見て、昨日の行いを反省した。
昨日の夜。久しぶりに再会した大学の仲間たちと、深夜遅くまで飲み会をしていたのだ。
大学を卒業して早二年。積もる話もあり、飲み会は開始そうそうから盛り上がっていた。
「ねえ、美樹は今なにしてるの?」
「私? 広告代理店で事務担当」
「へえ、友子は?」
「私は、家の和菓子屋の手伝い」
「そっか。友子んち、和菓子屋さんだっけ?」
「いずれは、継ぐの?」
「ううん。うちは、兄貴がいるから」
「そう」
などと、他愛もない話をしていたのだが……。
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