記憶

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次の日 『ハァーイ紡ちゃん!起きた〜?』 病室に入ると寝転んだまま目を開けてこちらを見る紡ちゃんがいた。 『うん!熱はあるけど大丈夫みたいねぇ、よかったわ〜  清ちゃんも心配してたのよ〜?』 ほんとーーに世話がやけるんだから 多分今、私の顔はニヤニヤしちゃってるわね ちなみに、トラウマになってる可能性もあるから紡ちゃんには近づいていない。 「あ、あの」 ? 「紡、というのは僕の名前でしょうか? 清ちゃんさん?という方にも心あたりがないのですが… えっと、ここは病院ですよね、 何故ぼくはここに……」 ああ、なんて不運なんでしょう
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