ありがとう

始まり

1「良い子だね〜、じゃあ立って寝室に案内してよ。もちろん、喋っちゃダメだよ。」

怖い　誰なの？何するつもりなの？

逃げなきゃ

寝室は清正さんの書室と繋がってるから隙を見れば家を出れるかも。

ｶﾞﾁｬｯ

1「ハァ、ここで寝てるんだね？ベッドが２つあるのは気に入らないけどまあ良いや。」

今だ！ﾀﾀﾀﾀ ｶﾞﾁｬｯ やった、これで出られ　ﾄﾞﾝｯ へ？

あと数歩というところで背中に衝撃が走って倒れてしまった

1「あー怪我させたくなかったのに。逃げるのが悪いんだよ？」

彼が机の上のティーポットを投げたようだった。

3「悪い子にはお仕置きしなきゃ、なあ？」

『いやっ、やめっ……』

無理矢理寝室に連れ込まれベッドの上に投げられた。