ACT3

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 部屋も模様替えです、無駄に高い天井を有効活用、ハイベッドを買い、階段状にしたベッドで、個人のスペースを確保、やはり押し入れのドアは取ってしまいました、その方がいろいろ使い勝手がいいのですこれでやっと落ち着ける環境ができました。 そしてディスカウントストアから電化製品。リサイクルショップからは椅子やもろもろの物が届きます。 「何これ?」 「何って、冷凍庫」 「冷凍庫?だけ?」 そう、この上においてください。 そこには業務用の冷蔵庫その上に冷凍庫が置かれた。  次々と運ばれるものが置かれていく。 「スゲー、食堂?」 「いいでしょ?うちら六人専用ねー」 「「「「 ねー 」」」」  手伝ってくれた男性たちに食事とお酒のお駄賃、最初からそのつもりだったから。スタックできるパイプ椅子は色も様々。とにかくけちけちで買ったものたちですが、十分吟味して買いました。  それでは、私たち六人の力作リフォーム、afterです。  入り口の玄関ではぬぎっぱにせず、すぐわきの下あった靴入れに、長い方に棚をつけ、六人分が入ります。その上には、幅の狭いラックが天井まで、ここはまだ未定ですが、スパイスや小物が置かれます。 玄関の真上には、棒を引っ張ると、降りてくる可動式の棚、ナベなんかを置こうと思います。  キッチンコンロは各部屋の物を持って来た、二台だけおいてあるが、一つは何かで使うかもしれない。換気扇の下には魚を焼くロースター。シンクはそのまま。その下の扉もとり、棚をつけた、ここは洗剤たちや常温でおける食品が並ぶ。  ユニットバスは、部屋で使えない人が使えるように、物は置かないで、必要な人は持ってくる。 トイレも共有の物ですから、飾り物は置かずシンプルに。 アコーディオンカーテンも外しました。  共有の物入れが廊下にあると聞いていたのですが。 何これ?とみんなで見たのは、水道管や、ガス管がある場所、部屋と部屋の間、スキー板ぐらいしか置けない。ただ奥行きはある、無駄だよな。 メーターがないからここに入れちゃえと、梱包して、ドアとアコーディオンカーテンを、そこに入れこんじゃいました。  部屋に戻って、冷蔵庫の置けるスペースには、業務用の冷蔵庫、これは幅の狭い、腰ぐらいまでの高さで、調理台として使えるもの。だから、キッチンで洗い物をして、そのままここに置けるのだ。丁度中央には引き出しタイプの冷凍庫、ちょうど家庭用の大型冷蔵庫の半分、冷蔵庫の上に置くと、ちょっと背が高いぐらいだけど上等です。その横には、事務室で使う、ロッカー式の食器棚、壊れてへこみまくった上半分が置かれました扉はなくても十分です、下にはポット、コーヒーメーカーが置かれました。上には食器が並びカフェカーテンで、見えないようにしてある。 その前に並ぶは、炊飯器、レンジ、オーブントースターが置かれていく。押し入れの中にはカラーボックスが並び、物入れとして個人で自由に使える場所に早変わり。食品庫になるのは必至。 外には、全自動洗濯機、大きなものも洗えるものがどんと置かれました。 そして、ダイニングテーブルに六人はついた。 細長いものを中央に置き、三人ずつが並んだ。 それを撫でる、噓みたい。 まだ余裕あるね。 板を冷蔵庫側に渡すとエル字になり少人数から、お手伝いいただいた男性たちと食事した時は、十人座ったんだよね。 彼氏ができてもいいかもねなーんて。もうみんなキャッキャして手を叩き大興奮。  お金は折半、誰がいなくなっても恨みっこなし。  廃棄は最後の人にお任せ。  六個のかぎが並んだ。  ここは共有の場所、食事は当番制。洗濯も当番制。文句は言わないことで決着。 じゃんけんの末、私が今週食事当番、菜々ちゃんが洗濯当番になり、いろんな決め事をしたんだ。 「はあ就職しても弁当とは」 六個並んだカラフルなお弁当箱に詰めていきます。 「おはよう」 「おはー、コーヒー淹れる?」 おねがーい。  私たちのシェアルームが完成です。
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