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「しかし、不思議なことがもうひとつある。
貴女の声は、以前、合唱コンクールのときにお話ししたガマ子さんとそっくりだ」
そこでガマ子さんは少し恥じらいながら
池で見聞きした 不思議な光の声のことや
その後 病気やけがを治せるようになったことを話しました。
「そうしているうちに私は こんな姿かたちになったんですよ」
ガマ子さんはニッコリして言いました。
「ガマ子さん、あなたは素晴らしい方だ!」
王子さまはガマ子さんの手を取っていいました。
「ボクと結婚してください!」
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