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遠い遠い山の向こうの大きな池のほとりに ガマ子という名の
ちょっと変わったガマガエルの娘がおりました。
どこが変わっているかというと、
ガマ子は とても美しい姿かたちをしていたのです。
水面に写ったその姿を見ると、
ガマ子自身もウットリするほどです。
毎日その姿にウットリしていたガマ子は
自分がどんなに美しいか よく知っていました。
こんなに美しいんだもの きっと王子様からだって
プロポーズされちゃうにちがいないわ!
そう思っておりました。
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