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ある日、いつものように池のほとりで脂汗を流していると
王子様がピョンピョンとはねてきて、
ぬかるみで足をすべらせてしまいました。
「いたたたた!」
どうやら足を痛めてしまったようです。
王子様の足はみるみる腫れあがってしまいました。
ガマ子さんは駆け寄って、
「大丈夫ですよ、王子様」
そういって脂汗がたっぷりついた手で 王子様の足をさすりました。
「おや、不思議なことだ。足の痛みが消えてしまった」
「よかったですね、王子様」
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