さらばだ、ブツブツニキビとテカテカオデコ！！

「部下の阿久根が弊社にご迷惑をおかけ致しまして、大変申し訳ございませんでした」

自分に自信が持てない私、阿久根美子25歳。
トラブルが起きた際におどおどしてしまい、お客様の機嫌を損ねさせ、さらに怒らせてしまう。

そんな不甲斐ない部下の私の尻拭いを嫌な顔せずに課長は引き受けてくれる。

「阿久根さん、起きてしまった事は仕方がない。次、気をつけたらいいよ。頑張って」

課長は迷惑をかけてしまった私を叱るでなく、いつも、優しく慰めてくれた。

私は、そんな課長に、恋をしてた。