7.好きって思ってくれているなら。

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それは、どういう…… 自ら行くのは恥ずかしいけど。来てくれるならいいか。ちょっと嬉しいし。 違う。これじゃ、何か期待してるみたいじゃん。 いや、全く期待してないわけでもないんだけど…… あれこれ考えて、蹲ってぐるぐるドキドキしていたら、かぶっていたブランケットが剥がされた。 顔を上げると、当然、ブランケットを捲り上げてベッド脇に立っていたのはイオで。 暗がりの中でも、その唇がはっきりと弧を描いているのがわかって、心臓がドキーンと跳ねた。 「な、なんで来るの?」 「だって、やだって言わなかったから」 声を震わす私と違って、イオが平然とした声でそう言って、隣に潜り込んでくる。 すぐさまぎゅーっと抱きしめられて、私の身体は緊張のあまりカチンコチンに固まった。 待って、待って。 ここ2日間ほどで、いろいろと展開が早すぎるんですけど。 ただ、ものすごく緊張はしているけれど、嫌なわけじゃない。
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