学園生活の始まり

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俺たちは毎日一緒に行動するようになった。 朝ご飯を食堂で食べていると 「たーみちゃん!今日も女子会?」 既に制服に着替えている男(でも、ネクタイが緑だから高等部。中等部は赤だから)が後ろから中山の首に腕を絡ませた。 「うるせぇ!名前呼ぶな!」 中山はキレてその腕を剥がそうとする。 「間違えた訳じゃないだろ?本名だからいいじゃん」 腕が一切はずれずイライラを増している中山に気づいてにやにやしている男。 「うるせぇ!」 中山が一切加減せずその腕を噛んだ。 「いってーえっ!!」 凄い勢いで離れた男を見て、フンっと鼻を鳴らす中山。 すげぇ。 「ナメんじゃねぇぞ」 目を細めて言うと、 「かわいくねぇなぁ!」 男は捨て台詞を吐いてどこかへ行った。 「かわいくてたまるか!」 その背中に舌を出した中山。 うん。その気持ちよくわかる。
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