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翌日土曜日。
なっちゃんのリクエストで、オムライスの昼食中。
わたしは、気になっていたことをなっちゃんに尋ねた。
「なっちゃん…。」
『うん?何…?』
夏美さん、目の前のオムライスに夢中です。
ガツガツいってます。(笑)
「バイト、何でそこまで頑張ってたの?今日も、これから夜バイトでしょ?」
『今夜は、先輩に代わってもらった。さっき返事来て…。何度か、わたしが代わりにシフトしてたから。』
「じゃあ、今日はずっと一緒にいられるの?」
『うん。華澄のバイトが無ければ、明日の昼までは一緒に過ごせるよ。』
「よかった。嬉しい…。」
…って、そうじゃなくて。(汗)
『オムライス食べきったらでいい?話し…?』
「うん。」
『ちょっと待っててね…。』
そう言って、なっちゃんはおいしそうに、わたしの作ったオムライスを頬張った。
そして、アッという間に完食し、麦茶を飲んで、手を合わせた。
『ごちそうさまでした。ありがとう、華澄。サイコーにおいしかった♪』
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