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またまた室内の空気が重たくなった。部屋中ガチ公の負のオーラで満タンだ。
蜘蛛の子を散らすように事務をしてた奴等が退室して行く。
どうやらこの空間で息をするのが辛くなったようだ。
私も溜まったストレスも発散出来たので、そろそろお暇する。
『じゃ、用事も済みましたし、私はこれで~♪』
そう言って扉を閉めたら、誰も居なくなった事務室でドゴンという凄まじい音が鳴った。
どうやら壁を殴ったようだ。
半笑いで自分の席に戻ってきたら、マイルズが「うまく行ったようだな」と違う意味にとった。
その後、ガチ公が何も言って来なかった事で、マイルズの言うように書類は通ったようだ。
そして―――つつがなく合同演習も終わったのだった。
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