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閑話②人選を間違ったな。
国王直々のお達しをもらって、仕事場に帰って来た俺とメリッサ。
石像は、口が復活して叫んでいた。
『くぅ~~、、、私だけが損な役回りだっーー!!』
赤ちゃんをおんぶしたまま、机に突っ伏したメリッサ。
俺にもさっきメリッサの補佐をしろと辞令が出た。
そんなメリッサに補佐は時間を教えてやる。
「ミルクの時間だぞ」
キッと俺を睨んで席を立って出て行ったメリッサ。
30分後戻って来たメリッサに、また教えてやる。
「臭うぞ」
般若の顔で出て行くメリッサ。
当の本人さんはグースカ寝てることから、自分が寝しょんべんしたのも分かってないようだ。
次にメリッサが帰って来たら、服が変わってた。
どうやら寝しょんべんは、大洪水だったようだ。
そして、どこぞの疲れたババァみたいな顔でこう言ったメリッサ。
『絶対、私は子供を産まない!』
おい、その前に結婚はどうした?
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