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解術の報告の為、その足でオズボーン長官の所に行くと、ちょうど会議に出たらしく補佐の人に火急でないのなら1時間後に出直して欲しいと言われる。
仕方なく中庭で時間を潰す事にした私達。
『昨日、私は色々考えました。どうせ私がガチ公を育てるんなら、その堅過ぎる性格を解しながらいこうと思います!はい、拍手~~』
解される当人と補佐のマイルズが、石のベンチに座ってポカーンとした。
今更だが、昨日このガチ公という呼び方で揉めた。
王族が関わった今回のスキャンダル。
王城の人間に、この赤ちゃんがハチェット・ヘストンとバレてはいけない。
呼び名一つでもそういうバレるリスクはある。で、私の心の呼び名を口に出した。
言った途端、唇を突き出してさっきのように「ブゥゥゥゥーーーーっ!!」とブーイングのような声を出した可愛げのないガチ公。
その反抗を素直に受け取った私。
『分かりました。じゃ、別の呼び方にしましょう』
「バブっ!」
良し!ってな感じでいい返事をもらう。
だが、私は素直ではあったが大人げなかった。
『じゃ、副団長が何て呼んで欲しいか言って下さい』
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