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言えるわけがない。意思疎通のできるabc積み木は此処にはないからだ。
眉間に大きな皺を寄せ、口をむにゃむにゃさせるガチ公。
そして・・・
「///バブゥ、、、、ブ・・ゥゥ~~、、、」
『バブゥですか?ブゥゥですか?私的には、ブゥゥがいいかと。ブゥゥちゃん、あぁ…響きがいいですね~。ガチ公よりいいかもしれません』
「~~~、、、」
結局、泣き泣き"ガチ公"で決まった次第である。
さて話は横道にそれたが、冒頭の人間再構築に戻る。
「バブ!バブ!バブ!」
異議を発する男に、ビシッと注意する。
『ガチ公、意見を言いたければ挙手をして発言すること』
注意され眉間に皺を寄せ、ムチムチした手をあげるガチ公。
まだ筋肉がないためバランスが取れず、コロンとひっくり返った。
無様である。
慌てて横に居たマイルズが手を貸す。
マイルズにすまないというように「バブ、」と一言。
『はい、ガチ公。発言を許します』
「バブ!バブ!バブ!」
『ふむ。私に勝てたら、その反論を聞いてやらんでもない』
横のマイルズが私に何か言いたそうだ。
今はとりあえず無視だな。今はこいつと対峙だ。
キランッと目が光ったガチ公は、獲物を見る目だ。
赤ちゃんに負ける気がしないため、もっと挑発する。
『ハンデとして私は指一本で勝負します』
マイルズが大人げないというような目で私を見る。これも無視である。
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