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むぅ…と黙り込む私。
引き下がらないガチ公に半日時間をくれと言って取り合えず帰らせた。
帰らせた後、『う~む、う~む』と悩む。
「どうするんだ?」
私の横に座ってるマイルズが聞いてきた。
この男は、この部署で出来た唯一の友達であった。・・・好みではないが。
歳は私と同じ23歳。これまた独身である。
こいつもガチ公同様男爵家なのだが、一代限りの男爵の為、父親が死ねば私同様只の平民となる微妙な立場の爵位持ちだ。
『・・・・もう一度作成するしかないか、、、』
「ご愁傷様~。因みに俺に聞いてもいい案がないからな。他を当ってくれよ」
『・・・。』
友と思っていたが、どうやら私の一方通行だったようだ。
仕方なく、中庭に行く。固まった頭をほぐすためだ。
芝生に直接座り、前線に居る騎士団を石を置きかえ、自分達魔術師を葉っぱに置きかえて思考する。
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