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そして、今に至るわけだ。
ダークは僕と剣が一緒に創った白崎学園が気に入らないらしい。それも壊したいくらい。
おそらく、ダークは剣に対して異常な執着心を抱いていた。
だが、8年も経った、なぜ今なのか。
それは分からない。
けれど、僕は巡くんを利用してまで、剣と創った白崎学園を護りたかった。
巡くんに「護って」と言われたけど、違う。これはエゴだ。
剣と一緒に創った唯一のものを無くしたくなかった。
ダーク。
お前は絶対に許さない。
怯えろ。
巡くんは確実にお前へと近づいていっている。
覚悟しろ。
剣を殺した罪を償うがいい。
ここまで話を聞いてくれてありがとう。
剣は僕にとって大切な人だった。きっとこれからも、彼以上の人は現れない。
僕は永遠に剣のことを想い続ける。
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