序章 運命の夜

9/15
前へ
/62ページ
次へ
「まあ、あんたを騙してた化け物を殺すんだ。正義の味方だと思って感謝してくれや」 大柄な男は得意げに語る。 「ふん、アンタらごときに駆除される俺じゃねーよ」 小太郎はふん、と鼻を鳴らした。 「…来いよ」 同時に、妖怪狩りの男たちは札を構えて突撃してくる。 ──戦いは始まった。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加