ムンムン生徒会(4)

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ムンムン生徒会(4)

藤崎は、考え事をしていた。 どうして自分は、鬼塚の意地悪を素直に受け入れてしまうのか? 鬼塚が言うように自分は本当は変態なのか? そんな事を悶々と考えていたところへ、鬼塚が声をかけてきた。 「会長、俺、提案があるんですけど」 「な、何? 鬼塚君」 「会長は変態ですけど、身も心も女になり切る。これができれば、俺、萌えられるかもしれません」 「えっ、それって」 萌えられる。 その単語で、藤崎の脳はいっぱいになった。 (うそ! 鬼塚君がボクに萌えるって、それってボクの事好きになってくれるって事だよね!) 今まで、自分に興味を持ってくれてそうな感じは皆無。 それがいきなり、好きになってくれる可能性が急浮上したのだ。 藤崎は、湧き上がる嬉しさを抑えて聞き返した。 「鬼塚君! それ本当?」 「本当です。できますか? 会長」 藤崎は、即答した。 「うん! ボクは鬼塚君がその気になってくれるなら何でもするよ!」 その時、鬼塚の目が妖しく光った。 しかし、藤崎は嬉しさのあまりこれから始まるだろう容赦のない攻めを想像出来ずにいた。 鬼塚は腕組みをした。 どう料理しようか? そんな目で藤崎を見つめる。 藤崎は犬のように、何でもするよ!とワクワクを隠しきれずに満面の笑みを浮かべる。 (この無垢な笑顔が、今に快楽へと溺れるどエロい表情に変わるわけか……ククク……うはは、やべぇ、いい、いい! たかまるぅ!) 鬼塚のドS心は最高潮に達していた。 しかし、そんな心中はおくびにも出さず、平静を装い藤崎に問いかけた。 「会長、まず、女が好きな物って知ってますか?」 「うーん。なんだろう。ああ! 甘いものでしょ?」 鬼塚は顔をしかめて問いただす。 「はぁ? 何言っているんですか。これですよ、これ!」 鬼塚は、ズボンとパンツを一機に下げてペニスをむき出しにした。 既にパンパンに勃起している。 藤崎は、瞬間的に両手で顔を覆う。 「なっ、鬼塚君。どうして、脱ぐの?」 と、言いながらも、さりげなく指の間から鬼塚のおっきくなったペニスを覗き見る。 鬼塚は、恥ずかし気もなく、当たり前の事のように言った。 「どうしてって……女だったら勃起チンポが好きに決まっているでしょ? さぁ、会長はメスなんだから俺のを舐めてください」 「ぼ、ボクが鬼塚君の?」 「そうです。ほかに、誰がいます?」 鬼塚は、有無も言わさぬように藤崎に迫る。 しゃがみ込んだ藤崎の目の前には鬼塚のペニス。 藤崎はそれに釘付けになりながらも、 「ちょ、ちょっと、ボク、男だから、ひとのおチンチンなんか……」 と躊躇して目を逸らす。 鬼塚は、藤崎の後頭部を抑えると、 「だから会長はもう男じゃないんです。メスなんですよ!」 と乱暴に言い放つ。 そして、鬼塚は、自分のペニスを藤崎の口に押し込んだ。 「んんーっ!」 藤崎は、ペニスで塞がれた口で、声にならない悲鳴を上げた。 目からは涙のようなものが滴り落ちた。 鬼塚は、すっと、その涙をぬぐうと、 「ほら会長。女になり切るって言ったじゃないですか? やめますか?」 と冷酷に言った。 藤崎は、無言のまま激しく首を振る。 「なら、美味しそうに咥え込んでください」 鬼塚の言葉に藤崎は、コクリとうなづいた。 藤崎は、鬼塚のペニスを舐め始める。 藤崎にとっては人のペニスを舐めるなんて初めての事だし思っても見なかった事。 でも、何故か嫌な気はしない。 むしろ高揚感で体が熱くなる。 それもそのはず、自分が愛撫する事で好きな人が気持ちよくなってくれるのだ。 嬉しくないはずがない。 ただ、それがフェラチオって事なのだけども……。 (こうやって鬼塚君のおチンチンを舐めるのボク好きかも……ああ、ボクはどうしてしまったの? これがメスになるって事なの?) 藤崎は、男が男のものしゃぶるという背徳感を感じながらも、新しい自分の発見に喜びを感じていた。 一方、鬼塚はと言うと、意外にも素直にフェラに応じる藤崎に少なからず驚いていた。 (ま、まさか、会長が俺のを舐めるなんて……それにしても、何て表情をするんだ。俺、幸せすぎておかしくなりそう) 命令通りに美味しそうにぺろぺろ舐める藤崎。 藤崎は、目を潤ませて恥ずかしそうに、そして時折嬉しそうな顔をした。 鬼塚はそんな藤崎の姿を見てると、ドS心がくすぐられ、ただでさえいきり立ったペニスは、ますます固く大きくするのだ。 しかし、それは鬼塚の事。 必死にクールさを保つ。 「いいですよ、会長。ほら、奥まで」 「はむ、はむ。んふ、んふ」 藤崎の頭をそっと撫でる鬼塚。 藤崎は、嬉しそうにうなずく。 「わかりますか? 会長。俺のが固くなっているのを」 「ぷはっ、はい。すごいよ鬼塚君のおチンチン……こんなになって」 藤崎は、ペニスをいったん口から離した。 そして、今度は舌を伸ばしてオシッコの出口辺りをレロレロと舐め始めた。 鬼塚は、気持ち良さに耐えながら話す。 「いいですか? 俺が勃起したのは、会長を女として犯したくなったからなんです。メスの会長をオスの俺が交尾したくなった。分かりますか?」 「うっ、うん。ボクを女って思ったってことなんだよね。はぁ、なんだか、体が熱くて変になりそう」 藤崎の舌は亀頭からカリへと進む。 「そうです。ほら、もっと美味しそうに舐めて」 「うん。ボク、なんだか、鬼塚君の勃起チンポ、すごく愛おしくなってきた……」 藤崎はそう言うと両手で包み込み頬擦りをした。 「いいですね。それ、女になってきたってことです。じゃあ、おねだりしてみてください」 「鬼塚君。ボクのお口に鬼塚君の精子をいっぱいください」 藤崎は、鬼塚のペニスを再びパクっと口に含む。 今度は、激しく頭を動かし、クチュクチュといやらしい音を立てた。 鬼塚はあまりの気持ちの良さに脚を硬直させ、目をギュッと閉じて歯を食いしばった。 もう限界が近い。 鬼塚は、薄めを開けて言った。 「あっ、すごい……じゃあ、ご褒美です。うっ、いくっ……」 ドクン! 鬼塚の熱いものが、藤崎の口にドクドクと注ぎ込まれる。 溢れたミルクが口の端から滴り落ちた。 「ごほ、ごほ、はぁはぁ……」 鬼塚は、口を拭う藤崎を見下ろして言った。 「会長、良かったですよ。どうです? 女の喜びが分かってきましたか?」 「はぁ、はぁ。はい……」 藤崎は、息を整えながら鬼塚を見上げた。 興奮しているのか目がうるうるしている。 目が合うと小首を傾げニコっと微笑んだ。 (きゃわいい! なっ、本当に会長って天使、いや女神様!? それにしても最高に気持ちよかった。初めてなのにすげぇな、会長) 鬼塚は、藤崎の頬を手のひらを添えた。 あったかい大きい手。 藤崎は、嬉しそうにその手に頬を押し付ける。 小動物が飼い主に懐く。 そんな風に、藤崎は目を細めて悦びを表現した。 癒される光景、のはずだが……。 鬼塚のペニスは再びムクムクと起き上がる。 脳内では、既に次のプランをイメージしていた。 (こんな可愛いんだから、やはりメス堕ちさせて俺のペットにするしかないな。ふふふ)
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