運命請負寿司

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 あなたが「何か」を選ぶとき、「何か」もまたあなたを選んでいるのだ。  これは他でもない俺が考えた言葉だ。  君は今、数ある寿司のネタからエンガワを選んだ。  もうこれで5回連続だ。  どれだけエンガワを食べているのだ。  ほら、また。  エンガワが大好きなのは分かった。  でも今日は、とにかく(マグロ)を選ばないとダメだ。  寿司といえばマグロさ。  君はまだマグロを口にしていない。  いいか、今目の前を通るから取るんだ。  ほら!  手が伸びてくる。いいぞ、こっちだ。  ……ここに来て玉子。  まあ、いい。  まだお腹いっぱいじゃないよな?  もう一周してくるから次こそは取ってくれ。
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