33人が本棚に入れています
本棚に追加
/472ページ
「漫研終わったよー」
宮子が入ってきた。
「で?いつになった?」
「夜、千歳の予定を聞いてから決めるから、決まったらすぐに教えるわ」
「うん、わかった。能力者かも知れない千歳、この学校は再び能力者と関わるのか、乞うご期待ね」
「再び?どういうことですか?」
お嬢が聞いた。
「知らないの?この学校には昔、未来人と超能力者と宇宙人が居たのよ」
「えっ!?そうなんですか?」
それは知ってる。漫画やアニメ好きの宮子が北高に進学することを選んだのはそれが有ったからだ。でもそれは15年ほど前のアニメの話だ。宮子はレンタルで見たらしい。
最初のコメントを投稿しよう!