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第34話②放課後モノローグ 美咲
「じゃあ美咲さん、宮子さん、私はピアノレッスンが有るので帰ります」
「ばいばーい、また明日」
お嬢がピアノのレッスンで同好会に来ない日、部室はあたしとまどろみさんと亮の3人だけになる。
まどろみさんは亮に気があるように見えるから、あたしは少し遠慮してゆっくりと部室に向かう。お邪魔虫にはなりたくない。
それに、まどろみさんを応援したいと思っているから。
でも、亮がどう思っているのかがわからない。
背が高いしイケメン、中学の時はバスケ部でレギュラーだったらしいから、彼女が居てもおかしくない。
でもそれがよその学校の子だったりしたらわからない。
いつかさり気なく聞いてみようと思ってる。
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