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「千歳という子の事を教えてくれたら消してあげる」
「なんですか?取引ですか?わたしは悪とは取引しませんよ」
「悪?ふーん、じゃあこのまま消さなくて良いよね!」
「わかりました、良いでしょう。でもわたしの写真が高値で売れたら売上の半分をよこしなさいよ」
香風はそう言うと逃げるように去っていった。
高値で売れる?この写真が?何言ってるの?
覗いてたことは黙っとくとして、この写真を見せて香風のことを亮に聞いてみよう。
まどろみさんには知らせたくないから夜にメッセージで。
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