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中学生の時、羽衣千歳はバスケ部に入った。女バス(女子バスケ部)の活動場所は体育館。男バスの隣での練習。
小学校から続けていてバスケの上手い亮、背が高くてイケメン。始めたての千歳には憧れの存在になった。
そんな千歳に亮は優しくバスケを教えた。時には真面目に、時にはふざけながら。
家の方向が同じだったこともあり一緒に帰ったり、休みの日に2人で出掛けることもあった。
千歳はだんだんと恋に落ちた。周囲は両想いで付き合ってると思っていた。しかしそうではなかった。
中2のバレンタインに千歳は亮に告白した。しかし、亮はチョコを受け取らず千歳は振られた。
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