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再び扉が開いた。
「入るぞー、地下アイドル・アニカ、あとで職員室…いや、階段の踊場に来い」
真知子先生どの辺から話を聞いてたの?!…タイミングが良すぎる。まさか、普段から部室を覗いてるんじゃないでしょうね?!
真知子先生とも相談して、同好会の活動はオリジナル曲を作ったり、カバー曲を演奏したりしていくことになった。
これって香風のアイドル活動と似てるなあ。
香風のアイドル活動については先生預かりとなった。
「じゃあ部長、今後の活動も決まったし、これからもよろし…あ、寝てる」
安心したのか、机に突っ伏して寝ている。
「このひと月ほどの疲れが出たんだろう。しばらく寝かしてやれ。あとでコーヒーを飲みに戻るから、その時には帰れよ」
先生は香風の首根っこを掴み、階段の踊場に連れて行った。職員室に連れて行かないということは…穏便に済ましてくれたらいいなあ。
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